滋賀県長浜市の沖合約6km、琵琶湖の北部に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)は、日本有数の霊場として知られる小さな島です。周囲は約2kmほどですが、古くから「神様が宿る島」として崇められ、島全体が神域とされています。
島には、真言宗の古刹・宝厳寺(ほうごんじ)と、島の鎮守である都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)が鎮座しており、神社と寺院が共存する姿は、日本の神仏習合の歴史を今に伝えています。
竹生島へは船でしか渡ることができません。湖上を進み、島が近づくにつれて現れる断崖と緑豊かな自然、朱色の社殿は、訪れる人に特別な時間の始まりを感じさせます。
古くから信仰と観光の両面で多くの人を惹きつけ、現在では滋賀県を代表する金運・開運のパワースポットとして全国的に知られています。
| 都久夫須麻神社のアクセス |
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| 住所 | 滋賀県長浜市早崎町1665 |
| 電話番号 | 075-461-0005 |
| 参拝時間 | 9:00~16:00 |
| アクセス | 今津港から25分 長浜港から30分 彦根港から40分 |
| 駐車場 | 各港の駐車場を利用下さい |
都久夫須麻神社について

都久夫須麻神社・宝厳寺の歴史
都久夫須麻神社の創建は、西暦420年頃と伝えられています。第23代顕宗天皇の勅命によって創建されたという社伝が残され、約1,600年もの歴史を誇ります。
最初に祀られたのは、湖水を支配する地元の神様「浅井比売命(あざいひめのみこと)」です。
一方、宝厳寺はというと、724年、聖武天皇が「琵琶湖にある小島は弁才天の聖地であるから寺院を建立せよ」という天照皇大神の神託を受け、高僧・行基を遣わして弁財天を本尊として開基させたのが始まりです。
この時、都久夫須麻神社には、弁財天と同一視された市杵島比売命も祀られるようになりました。
その後、神仏習合の思想が広まると、隣接する宝厳寺とともに竹生島信仰の中心として発展していきます。
明治の神仏分離令を経てもなお、宝厳寺(仏教)と都久夫須麻神社(神道)が隣接し、島全体で一つの聖地を形作っている特異な空間となってます。
ちなみに、近江国風土記の逸文に次のような神話があります。
多多美比古命(伊吹山の神)が、姪で浅井岳(現在の金糞岳)の神である浅井姫命と高さ比べをしました。浅井岳が一夜にして高さを増したので、負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首を切り落としました。その首が琵琶湖に落ちて竹生島になりました。
都久夫須麻神社・宝厳寺の御祭神とご利益

都久夫須麻神社には次の四柱の神様が祀られています。
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
宗像三女神の一柱で、海の神・航海の神です。
開運厄除・美容・芸能上達のご利益があります。
また弁財天と習合したことにより、財運招福のご利益も頂けます。
宇賀福神(うがふくじん)
弁財天と蛇神が集合した神様。
金運・財運・商売繁盛のご利益が頂けます。
浅井比売命(あざいひめのみこと)
当地にはじめから鎮座する産土神で、湖の水を司る女神。
地域守護・五穀豊穣・土地のエネルギーの安定を図ります。
龍神(りゅうじん)
琵琶湖の水と雨を司る絶大な力を持った水神です。
開運厄除・勝負運・大願成就のご利益を頂けます。
とても強力な神様たちですね。
一方、宝厳寺はというと、
いうまでもなく大弁財天がお祀りされています。
日本三大弁財天の筆頭(最古)です。なので「大」が付いてます。
こちらも、金運・財運・商売繁盛のご利益が頂けます。
竹生島がパワースポットといわれる理由

竹生島は古くから龍神が宿る島と伝えられています。
琵琶湖そのものを一匹の龍に見立てる伝承があり、竹生島は龍の頭部に位置する神聖な場所とされています。そのため、強い生命力や運気が集まる場所として信仰されてきました。
島全体を包む静寂と、湖面を渡る風、鳥のさえずりが織りなす神秘的な空気は、多くの人が「心が洗われる」と感じる理由の一つでしょう。
都久夫須麻神社・宝厳寺を参拝しました!

長浜港の無料駐車場に駐車して船で島に渡ります。
琵琶湖の景色を楽しみながら35分で到着。乗船券は往復で3,800円(大人)でした。

船着き場から、階段で山頂あたりまで登っていくことになります。
そこそこしんどいです。
宝厳寺の本堂(弁財天堂)

まずは宝厳寺に参拝です。
長い階段を10分ほど、登り切った頂上に弁財天堂がそびえ立ちます。こちらにご本尊の大弁財天が祀られているのですが、ご本尊は60年に1回の御開帳時しか目にすることはできません。
その代わりとうわけでもないのでしょうが、左右に弁財天座像が安置されています。

頭に蛇体の翁(宇賀神)が乗っかっているのがわかります。
都久夫須麻神社の唐門

次に、都久夫須麻神社の本殿を参拝します。
この美しい唐門が、本殿へと続く廊下の入口となります。
伏見城の遺構と伝えられる美しい門で、精巧な彫刻と鮮やかな色彩が素晴らしいですね。
都久夫須麻神社の拝殿・本殿

先ほどの唐門から入り、薄暗くも極彩色豊かな彫刻が施された廊下を進むと、都久夫須麻神社の本殿前に出ます。
本殿の撮影は憚られるので、外に出てから撮影しました。
正面にある本殿の左側に見える屋根が、薄暗くも極彩色豊かな彫刻が施された廊下の屋根です。
竹生島龍神拝所

琵琶湖へ張り出す舞台状の竜神拝所。
この拝所の隣が、かわらけ投げができる人気スポットで、絶景も楽しめます。
かわらけ投げ

竹生島を代表する開運体験が「かわらけ投げ」です。
2枚で一組の素焼きの小皿に願いを込め、湖上に建つ鳥居へ向かって投げます。
2枚とも鳥居をくぐると願いが叶うと伝えられ、多くの参拝者が挑戦しています。
風向きによって難易度が変わるため、見事に鳥居をくぐった時の喜びは格別です。
私は2枚とも鳥居まで届きませんでした。。。
まとめ
都久夫須麻神社は、約1,600年の歴史を誇る日本屈指のパワースポットです。
金運や開運、商売繁盛を願う人々をはじめ、多くの参拝者が全国から訪れています。国宝の社殿やかわらけ投げ、龍神伝説など見どころも豊富で、歴史・文化・自然を一度に楽しめる貴重な場所です。
船旅の先に広がる神秘の世界は、日常を離れて心を整えるのにふさわしい空間です。竹生島を訪れた際には、都久夫須麻神社と宝厳寺をゆっくり巡り、その特別な空気をぜひ体感してみてください。
では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。


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