神奈川県高座郡寒川町に鎮座する寒川神社(さむかわじんじゃ)は、約1600年以上の歴史を持つ相模国一之宮として広く知られています。
全国でも珍しい「八方除(はっぽうよけ)」の守護神を祀る神社として、多くの参拝者が全国各地から訪れる関東屈指の開運神社です。
人生には、就職や転職、引っ越し、結婚、新築、独立など、環境が大きく変わる節目があります。そのような時期は運気の流れも変わりやすいとされ、寒川神社では「あらゆる方角から訪れる災厄を祓い、人生を良い方向へ導く」と伝えられる八方除のご神徳を求め、多くの人々が祈願に訪れます。
寒川神社について
寒川神社の歴史
寒川神社の創建年代は明らかになっていませんが、およそ1600年以上前にはすでにこの地で信仰されていたと伝えられています。
古くは『続日本後紀』や『延喜式神名帳』にもその名が記され、名神大社・相模国一之宮として朝廷からも厚い崇敬を受けてきました。武家社会になると源頼朝をはじめ、北条氏や武田信玄、徳川家代々の将軍からも篤く信仰され、国家安泰や戦勝祈願の神として大切にされてきた歴史があります。
現代では厄除け神社としてだけではなく、会社経営者やスポーツ選手、芸能関係者など、多くの著名人も八方除の御祈祷を受けることで知られています。
寒川神社の御祭神
寒川神社の御祭神は、
- 寒川比古命(さむかわひこのみこと)
- 寒川比女命(さむかわひめのみこと)
のお二柱です。
古くから「寒川大明神」と総称され、全国唯一の八方除の守護神として信仰されています。
八方除とは、単なる厄除けではありません。
東西南北だけでなく、北東・北西・南東・南西、さらに天地を含めたあらゆる方向から訪れる災厄や不運を取り除き、良い運気へ導いていただく御神徳です。
そのため、
- 引っ越し
- 新築・増改築
- 転勤
- 就職・転職
- 開業・独立
- 結婚
- 車の購入
- 海外赴任
など、人生の転機を迎えた人々が数多く参拝しています。
「何となく最近うまくいかない」「運気を一度リセットしたい」という人にも人気があり、人生を前向きに歩むための節目として参拝されることも少なくありません。
寒川神社のご利益
寒川神社の最大のご利益は、やはり八方除です。
一般的な厄除けが年齢による厄年を中心としているのに対し、八方除は方位や環境の変化、目に見えない災難まで広く祓っていただけるとされています。
そのほかにも、
- 開運招福
- 家内安全
- 商売繁盛
- 交通安全
- 災難除け
- 心願成就
- 必勝祈願
- 健康長寿
など、多岐にわたるご利益があると伝えられています。
全国から経営者や企業が正式参拝に訪れる理由も、この「災厄を避け、物事を良い方向へ導く」という八方除のご神徳にあるのでしょう。
実は私、会社を設立してから毎年参拝しているんですよ。おかげ様で何とか倒産せずに続いています!
寒川神社に参拝しました!
三の鳥居

この鳥居は三の鳥居です。一の鳥居はここから1kmほど南にあります。
真っ白な神橋を渡り、鳥居をくぐります。
林に囲まれた白い石畳の参道を進みます。神聖な場所に少しずつ近づいていく実感があります。

手水舎で手口を漱ぎ清めます。
では神門へ進みましょう。
神門

参道を進むと、まず目に飛び込んでくるのが立派な神門です。
堂々とした佇まいは、これから神域へ足を踏み入れるという気持ちを自然と引き締めてくれます。
門をくぐると空気が一段と澄んだように感じられ、神聖な雰囲気が一気に高まります。
拝殿・本殿

現在の本殿は平成になって建て替えられた比較的新しい社殿ですが、日本建築の美しさを感じさせる堂々たる姿が印象的です。
屋根の曲線や木材の美しさ、細部まで施された装飾は見応えがあり、どの角度から眺めても風格があります。
大きな社殿の前に立つと、不思議と心が静まり、自然と手を合わせたくなる空気に包まれます。
渾天儀(こんてんぎ)

境内には大きな渾天儀(こんてんぎ)も設置されています。
これは古代中国の天体観測器を模したもので、天地宇宙との調和を象徴する存在です。
八方除という「天地四方八方すべてを整える」という信仰とも深く結び付いており、寒川神社ならではの見どころの一つとなっています。
神嶽山神苑

寒川神社を訪れるなら、ぜひ足を運びたいのが神嶽山神苑(かんたけやましんえん)です。
御祈祷を受けた方のみが入苑できる特別な神苑で、美しい日本庭園が広がっています。

中でも、古来より神社の起源に関わると伝わる湧水スポット「難波の小池」や、寒川大明神を裏から拝する「裏参拝所」がパワースポットとして知られています。

静かな池や四季折々の植物、丁寧に整えられた庭園は、まるで別世界。
境内とはまた違った静寂が流れ、時間を忘れて過ごせる癒やしの空間となっています。
寒川神社の御祈祷
寒川神社を訪れる多くの人が受けるのが、全国唯一とされる八方除の御祈祷です。人生の節目や新しい挑戦を前に、「これから先の道が良い方向へ進むように」と願い、全国各地から多くの参拝者が訪れています。
- 受付
御祈祷を希望する場合は、まず参集殿の受付で申込書に必要事項を記入します。
八方除をはじめ、厄除け、家内安全、商売繁盛、交通安全など、祈願内容を選ぶことができます。受付では初穂料を納め、御祈祷の開始時間を案内してもらいます。
時期によっては待ち時間が発生することもありますが、比較的落ち着いている平日であればスムーズに案内されることが多いようです。新年や大安の日、厄年の時期は特に混雑するため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
- 待合室で待機
受付を済ませたら、開始時間まで待合室で静かに待機します。
館内は清潔で落ち着いた雰囲気があり、御祈祷前の時間をゆったりと過ごせます。これから神前で祈願を受けると思うと自然と気持ちが引き締まり、日常の慌ただしさから少しずつ心が離れていくような感覚になります。
- 神前での御祈祷
時間になると神職の案内で本殿へ進みます。
神前では祝詞(のりと)が奏上され、一人ひとりの名前や願意が神様へ奉告されます。その後、お祓いを受け、玉串を奉り拝礼します。
神職の祝詞が響く厳かな空間は、外の賑わいとはまったく異なる神聖な雰囲気に包まれています。実際に御祈祷を受けると、単にお願い事をするだけではなく、自分自身の心を整え、新たな一歩を踏み出すための大切な時間であることを実感できるでしょう。
- 授与品をいただく
御祈祷後には、お札やお守りをはじめ、祈願内容に応じた授与品をいただけます。
八方除のお札は、自宅や会社などにお祀りし、日々の生活を見守っていただく方が多く、参拝後も神様とのご縁を感じられる大切な授与品となっています。
最後に

寒川神社を歩いて最も印象に残ったのは、「静けさの質」が他の神社とは少し違うことでした。
有名神社には多くの参拝者が訪れますが、寒川神社では人が多くても不思議と騒がしさを感じません。参道を歩く人もどこか穏やかで、自然と静かに歩きたくなるような空気があります。
特に本殿前では、参拝を終えた人たちの表情がどこか晴れやかに見えたのが印象的でした。願い事を叶えてもらうというより、「心を整えて新しい一歩を踏み出す場所」という表現のほうが、この神社にはしっくりきます。
また、境内は非常に手入れが行き届いており、石畳や植栽、水回りに至るまで美しく保たれています。こうした細やかな管理からも、多くの人々に大切にされ続けてきた神社であることが伝わってきました。
もし初めて訪れるのであれば、朝の時間帯がおすすめです。朝日を浴びながら参道を歩くと、澄んだ空気と鳥のさえずりに包まれ、寒川神社本来の静謐な魅力を存分に味わえます。
「運気を上げたいから参拝する」というよりも、「心を整え、自分自身を見つめ直すために訪れる」。そんな時間を過ごせる神社でした。
では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。
| 寒川神社のアクセス |
|
| 住所 | 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 |
| 電話番号 | 0467-75-0004 |
| 参拝時間 | 8:00~17:00(御祈祷の受付時間です) |
| アクセス | JR相模線 宮山駅から徒歩5分 |
| 駐車場 | 無料の参拝者専用駐車場あり |


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