おのころ島神社|日本発祥の地は縁結びのパワースポット。御守りのパワーも強力です。

兵庫県の南あわじ市にあるおのころ島神社は、縁結び・夫婦和合・子宝のご利益を求めて多くのカップルやご夫婦が訪れる人気のスポット。

それは、お祀りされている伊弉諾命いざなぎのみこと伊弉冉命いざなみのみことの男女二柱の神様が、日本初のご夫婦で、日本の国土と森羅万象に宿る様々な神様を生んだ夫婦神だからです。

しかも「おのころ島」は伊弉諾命いざなぎのみこと伊弉冉命いざなみのみことが初めて契り合った記念すべき場所。ですから縁結び・夫婦和合・子宝パワーは日本一とも言えます。

そんな命の源「おのころ島」にお祀りされている伊弉諾命いざなぎのみこと伊弉冉命いざなみのみことに縁結び・夫婦円満を祈願しましょう。

おのころ島神社の概要
住所 〒656-0423 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
電話番号 0799-42-5320
参拝時間 9:00~17:00
アクセス 神戸三宮バスターミナルから福良行(高速バス)
榎列バス停下車 徒歩10分ぐらい
駐車場 あり (鳥居正面、鳥居東側)
MAP
目次

おのころ島神社のランドマーク大鳥居

おのころ島神社の鳥居は大きいですよー。高速道路からもはっきりと見えるほど。

高さ21.7mで、京都の平安神宮、広島の厳島神社の鳥居と並んで、日本三大鳥居の一つだそうで、木造としては日本最大だとか。スゴイです。

高さもさることながらが、柱の根元の太さが印象的でした!

日本発祥の地「おのころ島」

天神から「国を整えて固めよ」と命じられたイザナギとイザナミは、天上から下界を覗きました。下界は混沌としていました。

そこで二神は、天浮橋に立ち天沼矛を下界に挿し入れて「コオロ、コオロ」とかき混ぜました。すると大海原ができました。

その矛を大海原から引き抜きました。すると矛から潮が滴り落ちて積もり、それが固まって島になりました。オノゴロ島といいます。

これが日本神話のオノゴロ島伝説です。

このあと二神は、オノゴロ島で初めての夫婦の契りを行って国を産み、八百万の神々を産んでいくことになります。

だから日本発祥の地なんですね。

さて、おのころ島神社は、小高い丘の上にあります。

古代(たぶん弥生時代)は海岸線が今よりも内陸まで入り込んでいたらしく、ここら一帯は入り江になっていて、ほんとうに島だったと伝わってます。

今も、この丘を遠くから見ると、まるで玉ねぎ畑に浮かぶ島のように見えますよ。

鶺鴒石で縁結び

大鳥居をくると、右に社務所と手水舎があります。そして石段が。

この階段を登り切った右側にあるのが「鶺鴒せきれい石」。

セキレイと縁結びの関係は?

「セキレイ」というのは雀よりも一回り大きめの鳥。

尾羽をヒョコヒョコと動かして、地面を叩いているように見えるので、「庭叩きにわたたき」とか「石叩きいわたたき」という通称があります。

ヒョコヒョコ動かす動作が、男女の営みの動きに似ているとして、「恋教鳥こいおしえどり」や「嫁教鳥よめおしえどり」なんていう異名もあります。

日本書紀 第四段の別伝をみると、

二神は遂に合交(みあはせ、まぐはひ)しようとされましたが、その方法が判りませんでした。
その時、鶺鴒(セキレイ)が飛んできて、首と尾を振り動かしました。
二神はこれをご覧になり、交道(とつぎのみち、まぐはひのみち)を理解されました。

と書いてあります。

また中国では、セキレイを「相思鳥」と呼びます。雄雌の仲がいいからだとか。

このような謂れから、この石はセキレイのようにいつまでも仲良く、良縁を固く固く結ぶための石というわけです。

鶺鴒石の祈願方法

まずは注意点から。

セキレイ石から伸びている紅白の縄。引っ張ってはいけません。軽く持ち上げるだけでいいのです。

さて、祈願の方法は、現在お相手がいるかどうか、またお相手と一緒にここに来ているのかどうかで違ってきます。

新しい出会いを求めている人は、、、

「白い縄」のみを握り、続いて「赤い縄」のみを握り、その後思いを込めてお祈りします。

今ある縁を深く強くしたい人は、、、

お相手と二人で来られている場合は、男性は「赤い縄」、女性は「白い縄」を握り、手を繋いで思いを込めてお祈りします。

お相手はいるけど一人で来ている場合は、まず「赤い縄」のみを握り、続いて「白い縄」のみを握り、その後思いを込めてお祈りします。

縄を握る順番にもご注意下さいませ!

正殿で縁結び祈願

鶺鴒石に祈願したらば、次は、参道正面にある正殿に参拝しましょう。

こちらの神社では神楽殿が拝殿の代わりをします。ハイブリッドです。

正殿にお祀りされている神様は、もちろん伊弉諾尊と伊弉冉尊です。

恥ずかしがらずに大きな所作で、二拝二拍手一拝。真剣に祈願しましょう!

ご神木の松

正殿に参拝したら、右となりにある小さな覆屋へ進みますよ。

近づいてみると、「御神木」と書かれた立て札が。ここにご神木が???

中には枯れたご神木が置かれていました。

これは肥松という種類の松。樹脂(松脂まつやに)を多いので松明として用いられる種類の松だそうです。

左の大きい方が雄株、右の細い方が雌株。神様の依り代として長い間おのころ島に聳え立ち、その木の下で祭祀が行われいたと伝わってます・

江戸時代の古絵図を見ると、、、

おのころ島に二本の松が描かれてました。

もしかして、この松なんじゃない?!

ちょっと興奮気味の私です。

八百萬神社で、たくさんの神様と縁を結びましょう

次は正殿裏の八百萬神社に向かいます。

正殿の横を通るので、正殿を見ておきましょう。

神楽殿から参拝するよりも、ここからの方が断然近い!だからここから参拝しよう!

などという考え方をする人もいらっしゃるでしょう。

これ、全然OKです。但し、他の人の邪魔にはならないでくださいね。

そして、たどり着いたのがこちら。八百萬神社です。

伊弉諾尊と伊弉冉尊は、おのころ島で大八嶋(日本列島)を生んだ後は、山の神、海の神、川の神、風の神などの神々を次々に生んでいきます。

ここにお祀りされているのは、伊弉諾尊と伊弉冉尊が生んだ八百萬の御子神様達です。八百萬というのは「すごく多い」という意味ですよ。

ということですので、ここにお参りすることで、たくさんの神様とのご縁を繋ぐことができるかも。人生のいろんな場面で助けて頂けるかもしれないですよ。

安産の祈願もあるよ!

八百萬神社の参拝を終えて、帰り道を進むと、途中で丘の下に降りる道があります。

そこを降りていくと「安産のお砂所」がありました。

ここは産宮神社という社が祀られています。

同じ淡路島に瑞井宮とも呼ばれる産宮神社があります。反正天皇が生まれた場所であることから安産の神社として有名なんですが、

そちらからの勧請でしょうか、、、

いずれにしても、こちらは塩砂がパワーの秘密。

御祭神が「天の沼矛」で海原をかき回した時に、そこから滴る塩が固まっておのころ島になった、つまり、この場所は矛先から落ちたといわれる塩砂場だという設定なのですね。

なので、ここの塩砂は安産の塩砂とされているんですよ。

縁結びに最強の御守りを!

こちらが、おのころ島神社で一番人気の縁結び守り!

女性が白いお守りを持ち、男性に赤いお守りを渡すと願いが叶って結ばれるといわれています。

こちらは、夫婦守りです。

絆が深まりそうな気がしてきます。

夫からすると、繋ぎ止められている???

では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。

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