鴫野神社｜生国魂神社の境内にある淀君が篤く信仰した縁結びの神社

日本建国以前に祭祀が始まったという「生國魂いくたま神社」の境内に、「縁結び・縁切りに効果絶大」と人気の高い神社があるのをご存知でしょうか。鴫野神社といいます。

提灯に描かれた意味深な文字「心に錠前」と、社やしろの裏に聳えるご神木のパワーも相まって、一種独特な雰囲気を醸し出しています。

また、鴫野神社の傍にある「崖っぷち占い」は土日祝限定ながら「よく当たる！」と評判。占いで人生相談し、鴫野神社に参拝して絵馬を奉納するのがよいのだとか。

良縁・復縁・縁切りにお悩みの方は、生國魂神社境内社の鴫野神社に参拝されてはいかでしょうか。何かが変わるような気がしますよ。

鴫野神社の概要
住所	大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9 （生国魂神社境内）
電話番号	06-6771-0002（生国魂神社）
参拝時間	9:00～16:00（生国魂神社）
アクセス	地下鉄谷町線「谷町９丁目駅」徒歩５分 近鉄「上本町駅」徒歩１０分
駐車場	あり（無料）東の鳥居横から境内へ進入
MAP

鴫野神社にお祀りされている神様

鴫野神社には３柱の神様がお祀りされていて、その３柱ともが女神様です。

ちなみに、鴫野神社のもともとのお名前は弁天社。それは弁財天をお祀りする神社だったから。弁財天は仏教の神様で、日本の神様に変換すると「市杵嶋姫命」になります。このように「日本の神は、仏の化身」という考え方があって、これを「本地垂迹ほんちすいじゃく 思想」といいます。

心に錠前

提灯に描かれた「心に錠前」。その裏側には、、、

「縁」の文字。これを見た時は正直「ドキッ」としましたよ。

心に錠前とは、「心に硬く誓い、それを言葉に出してはいけない」という意味なんでしょう。そしてその願いとは裏返して考えると結局は「縁のみ」なんだということを表現しているように思えます。

心願とは「縁」

江戸時代から明治初期にかけては、学問の自由、職業の自由、恋愛の自由など無かった時代。生まれてきた家の身分によって人生の大半が決まってしまう時代でした。

そんな時代の女性が、人生を変えることができるかもしれない唯一のチャンスは「どのような人と結婚するか」だったでしょう。

だからこそ必死に神様に頼ったことでしょう。「いい人と縁がありますように！」

運悪くダメな男と縁を結んでしまった人は、「この人との縁が切れますように！」と必死に願ったことでしょう。

この祠と提灯にはそんな必死な念が充満しているのでしょうね。だから「ドキッ」としたのだと思います。

心願絵馬

こちらの絵馬は、良縁結び・悪縁切り専用の絵馬です。初穂料1,000円也。本殿横の授与所で受けることができ、裏面を記入したら鴫野神社に参拝して奉納します。

普通は裏に願い事を書くもんですが、こちらの絵馬に書くのは「数え年」「干支」「性別」のみです。願い事は書かないのがルールとなってます。

だって心願は言ってはいけないんですからね。

やってはいけないこと！

ところが、、、

見るとはなしに見えてしまった絵馬には、いろんなことが書かれてありましたよ。

一番残念に思ったのは、縁を切りたい相手を呪うような内容のモノです。「死ね！」だとか「地獄に落ちろ！」だとか。縁を切るには、相手がこの世からいなくなることしか解決策はないのでしょうか。

縁が切れればいいわけですよね。相手が幸せになることで、自分との縁が切れるということもあるのですよ。

相手の不幸を願うことは逆効果だと思いませんか？
呪いは呪いとして自分に返ってきますよ。
暴力は暴力を生むだけなんです。（南方仁か、、、）

呪詛はやめましょ！

崖っぷち占い

境内の隅に小さな小屋があります。裏は崖。だから「崖っぷち占い」。崖っぷちに立たされた人向けの占いということではないようです。

ちなみにこの崖の段差は、上町断層の段差です。長い間動いていない段差ですが、まぎれもない活断層だそうです。これが動いたら大阪はどうなるんでしょうか。。。とちょっと怖くなりますが、、、

崖っぷち占いに話しを戻しましょう。

こちら、平日は別の仕事があるみたいで、土日限定の10:00～16:00で営業しています。

四柱推命に、ダウンジングも取り入れながら占ってくれて、開運法を教えてもらえます。

もちろん、恋愛だけでなく人間関係全般、また仕事運なども相談できます。優しい雰囲気で親身になって相談に乗ってくれますよ。

間違いなくお勧めできる占い師さんです。

鑑定料は、30分3,000円。相性占いだと5,000円。三角関係になると､､､要相談のようですね。

では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。