摂津国の一宮で、全国の住吉神社の総本社ともいわれる住吉大社に、縁結びのパワースポットがあるのをご存知でしょうか。
それは侍者社という小さな小さな社です。縁結びを祈願する人形が所狭しと並べられている景色は圧巻の一言。一目見ただけでそのご利益の強力さが伝わってきます。
大阪で縁結び・夫婦和合を祈願するなら、住吉大社の侍者社で決定!と思うこと間違いなしですよ。
侍者社の概要 |
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住所 | 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9−89(住吉大社境内) |
電話番号 | 06-6672-0753(住吉大社) |
参拝時間 | 6:30~17:00(住吉大社) |
アクセス | 阪堺電軌「住吉大社鳥居前」徒歩1分 南海本線「住吉大社」徒歩3分 |
駐車場 | あり(有料) |
MAP |
侍者社が縁結びの神様である理由とは
侍者社にお祀りされている神様
侍者社にお祀りされている神様は、「田裳見宿禰」と、その奥さんの「市姫命」。ご夫婦の神様をお祀りしています。
ご夫婦一緒に祀られているから縁結びの神様なのね、、、
実は、このお社に縁結びと夫婦円満のご利益があるといわれているのは、「ご夫婦の神様がお祀りされているから」ということだけではないようですよ。
それは、、、「田裳見宿禰」がどんな人だったのかを知ることでわかります。
田裳見宿禰は住吉大社の初代神主さん
まずは住吉大社の創建についてご紹介しましょう。
西暦211年、亡き14代仲哀天皇の皇后「神功皇后」が新羅征伐から帰還したときに、その航海や新羅での戦を守護してくれた底筒男命・中筒男命・表筒男命(まとめて住吉三神といいます)を、当地にお祀りすることにしました。
その時に、当地を本拠としていた豪族が「田裳見宿禰」で、神功皇后は「田裳見宿禰」に命じて住吉三神をお祀りさせたんです。
「田裳見宿禰」は、自分の領地の一部を差し出して住吉三神をお祀りしました。初代神主なんですね。
神主さんとは、神と人とを結ぶ仲介役です。それが転じて、人と人を繋ぐ仲介役として信仰されるようになり、今では縁結びの神様として信仰されるようになった。ということのようです。
侍者社の場所
侍者社は、住吉大社の本宮域(神の領域)と神館域(人の領域)を分ける瑞垣の中ほどに建てられた「神饌館」の中に鎮座しています。まさに、神と人とを結ぶ仲介役に相応しい場所ですね。
今も、神館で準備された神饌は、「神饌館」に持ち込まれ、まずは侍者社に供えられます。初代神主である「田裳見宿禰」に検視して頂くためです。それから本宮に供えられているらしいですよ。
縁結び・夫婦円満の祈願方法とは
ではでは、侍者社で縁結び祈願をする方法をご紹介いたしましょう。
侍者人形で縁結!
これが侍者人形です。土を素焼きして造られているようです。とても素朴な可愛らしい人形ですね。
これを授与所で頂きましょう。初穂料は1,000円。高いと思うか安いと思うかは、あなたの本気度によるでしょう。。。。
手順は次の通りです。
裸雛で夫婦円満!
これが裸雛です。裸のお雛様です。夫婦円満のためには、心身ともに裸にならないとダメよってことでしょうか。でもこれって、女性バージョンはいいのですが、男性バージョンが持っている「笏」が別のモノに見えるのは私だけでしょうか、、、
それはそれとして、祈願の手順は「侍者人形で縁結び!」と同じ要領です。
ただ、裸雛の初穂料が、なんと2,000円!。まあ、2体ですから仕方ないですよね。
ここは奮発して、パートナーに本気度を見せつけてやりましょう!
ご利益の高さの証明?
多くの人々が、上記のように祈願に訪れた結果、神前はこんな具合になってました。
暗い神饌館の中で見るこの光景は異様というか神聖というか、、、ただななぬパワーを感じますよ。
縁結び・夫婦円満のご利益の高さを証明しているのかも知れませんね。
住吉大社には他にも女性に嬉しいスポットがいっぱい!
今回は、縁結びの侍者社だけをご紹介しましたが、住吉大社には次のような神様もお祀りされてます。
安産の神様・・・神功皇后・・・第四本宮
美容の神様・・・市杵嶋姫命・・・浅沢社(飛び地末社)
子宝の神様・・・倉稲魂命・・・種貸社(末社)
いずれも女性に嬉しい神様ですよね。別の記事でご紹介させていただきたいと思ってます。
では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。
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