恋キツネ&真田紐&勾玉御守り。大阪の玉造稲荷神社で縁結び祈願!

玉造神社は紀元前12年に創祀されたと伝わる由緒ある神社。玉造という地名の由来は、この地域に勾玉を作る職人集団「玉作部」が居住していたからだとか。

こちらの神社には、女性の神様がたくさん祀られていて、良縁・子宝・安産など、女性の人生に関わるあらゆるご利益を授かることができます。なかでも、恋愛成就にご利益のあるハート型の恋キツネ絵馬と、ピンク色の真田紐が人気のヒミツ。

今回は、そんな玉造稲荷神社をご紹介します!

玉造稲荷神社の概要
住所 大阪府大阪市中央区玉造2丁目3−8
電話番号 06-6941-3821
参拝時間 7:00~23:00
アクセス 地下鉄 鶴見緑地線「玉造」徒歩5分
JR環状線「森ノ宮」徒歩7分
地下鉄 中央線「森ノ宮」徒歩10分
駐車場 あり(無料)
MAP
目次

玉造稲荷神社へ行こう

一番近い駅は、地下鉄鶴見緑地線の玉造駅ですが、鶴見緑地線ってあまり使わないですよね。そういう意味では森ノ宮駅が一番便利だと思います。

車で来られた人は、境内の西側に回り込んでください。西側にも社標が立ってて、そこから境内の中まで車で入ることができて、ちゃんと駐車場もありますよ。

西の入り口

なんか町工場の土地っぽい感じがして、「ほんとにここから入るの?」と思てしまいますが、大丈夫です。

昔は西側に鳥居があったらしいですから、ここが本来の参道なのかもしれません。

お祀りされている神様は?

お祀りされている神様は、、、

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

全国の稲荷社の多くに祀られる食物を司る神様。稲の精霊ともいわれ、農耕民族の日本人にはかけがえのない神様です。
同じ食物を司る神様として、大宜都比売おおげつひめ豊宇気毘売とようけびめ神と同一神だといわれているので、宇迦之御魂神も比売神(女神)だとされています。

毎日ご飯が食べられる生活って当たり前のように思ってしまってますが、世界には、いや日本にも、それが当たり前じゃない人たちがたくさんいるという現実があります。

私達は何もできないですが、せめて「いただきます!」と手を合わせて感謝する慣習は忘れないでおきたいですね。

下照比売命(したてるひめのみこと)

大国主命の娘さん。国や家庭、事業の安泰を司る神様です。家庭を守るお母さんの味方になってくれそう。

稚日女命(わかひるめのみこと)

天照大御神の御妹神とも、天照大御神の幼名ともいわれる女神。身体の創生や精神の安定を司る神様だとか。家族の心身の健康増進を願いたいです。

月読命(つくよみのみこと)

天照大御神の弟です。天照大御神、月読命、須佐之男命は同時に生まれた姉弟。月の神、暦を司る神様といわれています。
月の満ち欠けの周期は女性の周期に当てはまることから、子宝の神様としての神威もあると私は信じてます!

軻遇突智命(かぐつちのみこと)

伊邪那岐と伊邪那美の二人の交わりで生んだ最後の子で、火の神です。火の神なので、伊邪那美は出産のときに大やけどを負いました。これが元で伊邪那美は死んじゃいました。怒った伊邪那岐が軻遇突智命を斬ると、その血液から沢山の神様が出現しました。と記紀に書かれてます。
火産霊神(ほむすびのかみ)、火之夜藝速男神(ほのやぎはやをのかみ)ともいわれ、一般的には防火・鎮火の神様としてお祀りされますが、玉造稲荷神社では「火のように燃え上がる恋心」という面を捉えて「恋愛の神様」としてもお祀りしています。

こうしてみると、縁結びなら軻遇突智命にお願いするのがよさそうですね。子宝なら月読命、ご家族のある人なら下照比売命と稚日女命にお祈りしましょう。

恋キツネで恋愛成就を祈願しましょう

玉造稲荷神社で縁結びのお願いしたら、次にやっておきたいのは「恋キツネ」絵馬の奉納です。

何故、キツネなの?

一つは、キツネは稲荷神のお使いだから。どこの稲荷神社も狛犬の代わりにキツネがお守りしてますでしょう。これは稲荷神は白狐に乗ってやってきたという伝承があるかららしいです。だからキツネは神の使いなんだそうです。

もう一つの理由は、キツネって一度「つがい(夫婦)」になったら一生相手を変えない動物だからなんだそうです。

そんなことで、玉造稲荷神社で結婚式を挙げたカップルは、挙式の最後に恋キツネを奉納する儀式があるらしいです。

ということはですよ、カップルでここに参拝して恋キツネ絵馬を奉納するということは、結婚式のリハーサルになっちゃうということ?

ドキドキしません?

胞衣大明神にお参りしましょう

淀君が豊臣秀頼を生んだ時の胞衣(えな、ゆな):へその緒とか胎盤とか卵膜とかの総称:をお祀りしているのが、この胞衣大明神です。

母と子を結び付ける大切なものですから、ここは結びのパワースポットといわれています。

胞衣には霊力が宿っている?

奈良時代の「医心方」という文献に、胎盤に願い文を添えて瓶に入れて、戸口の下に埋める慣習が古くからあったことが記されています。胞衣を壺にいれて玄関先に埋める風習は明治時代の中頃まで続いていたそうです。

このように、お母さんと赤ちゃんを結び付けていた胞衣には、霊力が宿っていると信じられてきたんです。

今でも、へその緒を大切に保管する風習が残ってます。あなたのへその緒も小さな桐の箱に入れて、タンスのどこかにしまってあるはずですよ。お母さんに聞いてみて!

縁のひもで、縁を固く固く結びましょう

胞衣大明神の鳥居のそばに、ピンクの紐がたくさん結び付けられたモニュメントがありますでしょ。このピンクの紐は「縁のひも」と名付けられた「真田紐」なんです。

真田紐は、最後まで豊臣方で戦った武将で、敵方の総大将徳川家康から「日本一のつわもの」と呼ばれた真田幸村が、和歌山の九度山で軟禁されているときに、少しでも家計の足しになれば思い作って売っていた紐なんです。特殊な織り方をしてるので、むちゃくちゃ強い紐なんですって。

絶対に切れない真田紐で作られた「縁のひも」ですから、これを結んだらもうあなた、縁だって絶対に切れません!

御守り、グッズ

一通りのお願いが終わったら、記念に御守りを授かりましょう。今日この日の思いをいつまでも忘れないために。

たくさんあって目移りしますが、さっき奉納した絵馬と同じ形の御守りがいいのではないでしょうか。

円満 恋キツネ守

ずっと2人が円満に過ごせますようにというお守です。

あと、玉造は勾玉を作ったところなので、勾玉を使った御守りもいいでね。

縁結び・恋愛勾玉(1000円)

勾玉の形を二つ合わせると円(縁)になることから、縁結びのご利益があるとされています。

では、神様のご加護とGORIYAKUさんが、
皆さまのもとに舞い降りますように、、、
ありがとうございました。

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